幾何公差記号・付加記号一覧 | キーエンス - KEYENCE
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データムに対して「どのくらい2つの直線または平面が平行であるか」の指定。
平行度. 直角度. データムに対して「どのくらい正確に直角である ...
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幾何公差記号・付加記号一覧
幾何公差記号集
ISOやASME、JISで用いられる幾何公差記号と付加記号の一覧です。
リンク先では記号の記載例も紹介しています。
“幾何公差のノウハウ”を1冊にまとめました
幾何公差の基礎から、測定ノウハウをゼロから学べる1冊。
記号の意味から測定事例まで徹底解説。
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公差記号
形状公差
真直度
「真っ直ぐさ」の指定。
真直度
平面度
「最も出っ張った部分と最もへこんだ部分」の指定。
平面度
真円度
「まんまるさ」の指定。
真円度
円筒度
「まんまるさ」と「真っ直ぐさ」の指定。
円筒度
線の輪郭度
「曲面(断面)がデザインした通りにできているか」の指定。
線の輪郭度
面の輪郭度
「曲面(表面)などがデザインした通りにできているか」の指定。
面の輪郭度
姿勢公差
平行度
データムに対して「どのくらい2つの直線または平面が平行であるか」の指定。
平行度
直角度
データムに対して「どのくらい正確に直角であるか」の指定。
直角度
傾斜度
データムに対して「どのくらい正確に傾斜しているか」の指定。
傾斜度
位置公差
位置度
データムに対して「どのくらい正確な位置にあるか」の指定。
位置度
同軸度
データムに対して「2つの円筒の軸が同軸であること(中心軸がずれていないということ)」の指定。
同軸度
同心度
データムに対して「2つの円筒の軸が同軸であること(中心点がずれていないということ)」の指定。
同心度
対称度
データムに対して「対称であること」の指定。
対称度
振れ公差
円周振れ
「回転させたときの任意の円周の一部の振れ」の指定。
円周振れ
全振れ
「回転させたときの表面全体の振れ」の指定。
全振れ
付加記号
包絡の条件
「E」はEnvelopeの略で、サイズ公差、幾何公差の相互依存性の指示。
完全形体の包絡面を規制する。
とは
非剛性部品の自由状態
「F」はFreestateの略で、自由状態でサイズ公差や幾何公差を超えた変形を示す部品。
とは
最小実体公差方式の適用
「L」はLeastMaterialRequirementの略で、最小実体公差方式の適用を指示する記号。
とは
最大実体公差方式の適用
「M」はMaximumMaterialRequirementの略で、最大実体公差方式の適用を指示する記号。
とは
突出公差域の指示
「P」はProjectedToleranceZoneの略で、形体の突出部に対して適用する公差を指示する記号。
とは
実体公差を使わない
ANSI規格での記号。
「RegardlessofFeatureSize(RFS)」のこと。
2009年版ASMEY14.5では削除されている。
接平面の指示(ASMEのみ)
「T」はTangentPlaneの略で、その表面に接触する平面が指示した表面の範囲でデータム平面に対してどれだけ傾いているか、その度合いを平行度で表す。
平行度とは違い、表面の凸部を規制し、凹部は規制しない。
輪郭度公差の不均等配分(ASMEのみ)
「U」はUnequallyDisposedProfileの略で、面の輪郭度において、オフセット量が公差域に対してはみ出しても良い範囲(公差域の限界)を規制する。
ISO/JISでは「UZ」と表記する。
公差付き形体
記号や公差、幾何公差の種類、位置などの指示。
公差記入枠について
データム指示
データムの位置。
データム形体の図面表記
データムターゲット
データムを設定するための点・線・領域。
データムターゲット
理論的に正確なサイズ(TED)
理論的に正確な寸法(TED:TheoreticallyExactDimension)。
真位置度理論(四角い枠で囲まれたサイズ値)について
共通公差域
「CZ」はCommonZoneの略。
離れた位置にある複数の形体を1つの公差域とみなすという指定。
公差記入枠について
輪郭度(全周)
矢印で示した形体の全周に幾何公差を適用する。
形状公差・位置公差-(線の輪郭度・面の輪郭度)
輪郭度(全体)
矢印で示した形体の全体に幾何公差を適用する。
形状公差・位置公差-(線の輪郭度・面の輪郭度)
可動データムターゲット(ASMEのみ:ISO/JISは提案中)
指定したデータムターゲットと、それに関連するデータムは、移動することができる。
たとえば、対象物に部品が装着され、対象物が変形した場合でも、データムターゲットとデータムは移動できる。
浅座ぐり(ASMEのみ)
穴の入り口をさらに大きな直径で1段深く削り落とす加工。
浅座ぐり
統計的公差(ASMEのみ)
統計に基づいて、組み立てる構成部品に公差を割り当てる指定。
統計的公差を適用することによって、個々の構成要素の公差を増大させることができ、はめ合わせる部品の隙間を減少させることができる。
製造コストの削減または製品の性能の向上を可能にするが、この公差の適用は、適切な統計的工程管理がされていることが前提となる。
ISOとASMEの対比
連続形体(ASMEのみ)
「CF」は、ContinuousFeatureの略。
幾何学的に単一のものとして扱われることが要求される場合に指定する。
ISOとASMEの対比
用語集用語集
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幾何公差の概要と記法
幾何公差とは
幾何公差図面と記号について
データム(datum)とは
公差記入枠について
国際工業規格と幾何公差
幾何公差の種類
形状公差(形状偏差)
形状公差・位置公差(線の輪郭度・面の輪郭度)
姿勢公差
位置公差(位置偏差)
振れ公差(振れ偏差)
最大実体公差方式(MMR)と最小実体公差方式(LMR)
データムを理解する
主なデータム形状の種類
共通データムとデータム系
データムターゲット
幾何公差を測定する機器と原理
測定器具
測定機
形状公差の測定
真直度の測定
平面度の測定
真円度の測定
円筒度の測定
線の輪郭度の測定
面の輪郭度の測定
データムを使った測定-1:姿勢公差
平行度の測定
直角度の測定
傾斜度の測定
データムを使った測定-2:位置公差
位置度の測定
同軸度の測定
同心度の測定
対称度の測定
幾何公差のテクニック
包絡の条件
最大実体公差方式(MMR:MaximumMaterialRequirement)
最小実体公差方式(LMR:LeastMaterialRequirement)
突出公差域とは
非剛性部品の幾何公差
用語集
幾何公差記号・付加記号一覧
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