四苦八苦|じつは身近な仏教用語 - 日蓮宗ポータルサイト

文章推薦指數: 80 %
投票人數:10人

「四苦八苦する」というと、現状がとても辛い状況、切羽詰まった様子を表す言葉で用いられます。

四苦八苦とは、人が生きる上で避けては通れない〈苦〉の種類を表し ... Japanese English Chinese Spanish Portuguese Indonesian × ホーム>仏教の教え>じつは身近な仏教用語>四苦八苦 じつは身近な仏教用語 「四苦八苦する」というと、現状がとても辛い状況、切羽詰まった様子を表す言葉で用いられます。

四苦八苦とは、人が生きる上で避けては通れない〈苦〉の種類を表しています。

まず、四苦とは生老病死です。

人は生まれる場所、条件を選べません。

人は必ず歳を取り老います。

そして病気にもなります。

やがて寿命がくれば死に至ります。

この四つが人間の根源的な苦しみであると説きます。

そして八苦とは、この四苦にさらに下記の四つを追加して八苦となります。

愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとっく)・五蘊盛苦(ごうんじょうく)の四つです。

愛別離苦(あいべつりく)とは、大切な人や大好きな人であっても、いつかは離れなければならない苦しみ。

怨憎会苦(おんぞうえく)とは、逆に大嫌いな人、顔も見たくない人でも出会ってしまう苦しみ。

求不得苦(ぐふとっく)とは、求めるモノゴトが手に入らない苦しみ。

五蘊盛苦(ごうんじょうく)とは自分の心や、自分の身体すら思い通りにならない苦しみ。

仏教では、この四苦八苦は人間が生きている上で避けては通れない、根源的な〈苦〉として表します。

索引へもどる こちらもご覧ください お釈迦さまの教え 世の真理をさとった人=「ブッダ」と呼ばれる、お釈迦さま。

その教えである仏教に込められたお釈迦さまの智慧について、ご説明します。

じつは身近な仏教用語 私たちの日常には仏様の教えに由来する言葉が沢山あります。

小難しく感じる仏教用語でも、意外な由来を知ると親しみを持て、仏教の魅力に触れて頂けると思います。

ざっくり納得法華経のすべて お経というと敷居が高く感じられるかもしれません。

しかし法華経には私たちが幸せに生きるヒントが沢山散りばめられています。

ここでは章毎にざっくり学んでいきます。

ゼロから学ぶ日蓮聖人の教え 日蓮聖人の残した「御遺文(ごいぶん)」を中心にその思想を分かりやすく解説し、今もなお多くの人の“心”を掴んで離さない、その魅力を探っていきたいと思います。



請為這篇文章評分?